マンションで水漏れしたら誰に責任がかかるのかな?
マンションは水漏れの原因によって責任を負う人が違うんだよ
- マンションに住んでいたら上から水漏れしてきた
- マンションの下の階の人から水漏れしてるとクレームが来た
- トイレが詰まって水浸しにしてしまった
- 水漏れの修理にかかる費用を誰が払うのかわからない
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、「マンションの水漏れで被害にあった人」や「マンションの水漏れで加害者になった人」など
マンションの水漏れに関する知識がない人にわかりやすく解説していきます。
最後まで読めば、マンションで水漏れが起こった時にどうすればいいのか、誰が責任を負うのかがわかるようになります。
✔記事の結論
- 水漏れ箇所を確認する
- 管理会社へ連絡する
- 被害状況を写真に撮っておく
- 責任の所在を確かめる
- 共用部分からの水漏れか専有部分からの水漏れか、被害場所によっても水漏れ修理費用を払う人は変わる
詳しく解説するから最後まで読んでいってね
マンションで水漏れ発生!どうする?
住んでいるマンションで水漏れを発見したらまずは落ち着いて以下の通りにしていきましょう。
水漏れ箇所の確認
マンションで水漏れを発見したときは、まず被害の拡大を防ぐために、どこで水漏れが発生しているかをチェックしましょう。
水漏れの主な原因
- トイレの排水管が詰まって水が溢れていた
- お風呂の水が出しっぱなしになっていた
- 洗濯機のホースが抜けていた
- 上の階からの水漏れで天井から水が落ちてきた
- 給排水管の劣化
まずは「床」が水浸しなのか、「天井」から水が落ちてきてるのかによっておおよその判断がつきます。
「床」の場合は、トイレ、浴室、流し台、洗濯機の蛇口の締め忘れの可能性が高いです。
すぐに場所を発見して蛇口を閉めましょう。
「天井」からの水漏れの場合は、自分の部屋以外からの水漏れの可能性が高いので管理会社へ連絡しましょう。
管理会社へ連絡
水漏れを発見した時は、とりあえず管理会社へ連絡しましょう。
その時に
- 水漏れを発見したこと
- 水漏れが発生した場所
- 状況説明
など、わかる範囲でいいので伝えてください。
管理会社が現場確認に来てくれるまでに被害を最小限にするために何か指示が出たら、その指示に従いましょう。
被害状況を写真に撮る
管理会社が来てくれるまでに「被害状況を写真に撮る」ということも大切なことです。
後々の説明に役立ちますし、後に保険の手続きをする際にも役に立ちます。
現場検証と責任の所在を確かめる
管理会社が来たら、現場を見てもらって状況説明をしましょう。
原因にもよりますが、水漏れ業者の手配は管理会社と相談してください。
ご自身のミスが原因の場合は自分自身で業者を手配する場合があります。
深夜などの場合は管理会社に連絡がつかない場合もあります。
急を要する場合は24時間対応可能の業者さんへ連絡してみてください。
上からの水漏れの場合は、共用部分からなのか専有部分からなのかによって責任を負う人が違ってきます。
共用部分が原因ならば管理組合が責任を負います。
専有部分が原因ならばその専有部分を所有している区分所有者が責任を負います。
水漏れの修理の費用は誰が払う?
次のように水漏れの原因を作ったのが誰で、どこを直すのかによって変わります。
自分のミスで自分の室内だけの被害の場合
- トイレを詰まらせて汚水を溢れさせてしまった
- 洗濯機のホースが外れていて水浸しにしてしまった
- お風呂場の水を止め忘れて溢れさせてしまった
など、ご自身のミスで水漏れを起こしてしまった場合はご自身で修理の手配、費用の支払いをします。
もし修理をどこに頼めばいいのかわからない場合は管理会社に相談すれば対応してくれる場合もあります。
火災保険に加入されている方は保険金が出る場合もありますので保険会社へ問い合わせてみてください。
マンションを購入された時に火災保険に入られていると思いますが、もし入られていない、より良い保険に入り直したいという方はこの機会に火災保険の一括見積をお勧めします。
自分のミスで他室へ被害を出してしまった場合
- 浴槽が古くて知らない間に下の部屋へ水を漏らしていた。
- 洗濯機のホースが外れて床一面を水浸しにしてしまい、下の部屋にまで被害が出てしまった
など、ご自身のうっかりミスや専有部分(見えていない部分でも)が原因で下のお部屋へ水漏れを出してしまった場合は、下のお部屋を修繕する費用を負担する義務があります。
個人賠償責任保険などで対応しましょう。
ちなみにうちの子がトイレにオモチャを放り込んで詰まらせて溢れさせたことがあるよ
下の部屋の家財をダメにして100万円請求されたときに個人賠償責任保険で本当に助かりました・・・
共用部分の原因で自分の部屋に被害が出た場合
共用部分が原因の場合は管理組合が責任を負います。
管理組合が加入している保険などで対応してもらいましょう。
上の部屋が原因で自分の部屋に被害が出た場合
この場合は、上の部屋の方が責任を負います。
天井が濡れてしまって壁紙やクロスがダメになったなどは上の方の賠償保険で直してもらえることがあります。
但し、上の方が保険に加入していなかった場合は、話し合いが難しくなりご近所トラブルに発展することもあります。
基本、住民同士のトラブルに管理会社が間に入ることはありません。
話し合いがうまく進む相手ならばいいのですが、難しい相手の場合は自分の火災保険を使って直すことも可能です。
火災保険や個人賠償責任保険はマンションに住む人は加入しておくことをお勧めします。
嫌な話し合いなども保険会社が間に入ってくれますので安心ですね。
まとめ
マンションは沢山のお部屋が密接しています。
誰でも水漏れトラブルの被害者になったり、加害者になったりします。
もしもの時に慌てないようにマンションで水漏れが発生した時にすることをまとめておきます。
①水漏れ箇所の確認をする。
被害を大きくしないように蛇口を閉めるなどしましょう。
②管理会社へ連絡する。
水漏れ発生した場所や状況を説明しましょう。
③被害状況を写真に撮る
後々の説明や保険の請求などに使用できることもあるので写真を撮っておきましょう。
④現場検証と責任の所在を確かめる
水漏れの原因と責任の所在を確認して責任を負う人が対応しましょう。
⑤水漏れの修理費用は原因の場所と被害の場所によって責任を負う人が違う。
状況によって責任を負う人が変わります。
いざという時のために火災保険や個人賠償責任保険には加入しておきましょう。
ボクもオモチャでトイレを詰まらせないように気をつけるよ
ソボちゃんもお風呂の水の出しっぱなしには気をつけるね
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