「いつ起きてもおかしくない」と言われ続けている南海トラフの巨大地震。
何年も前から「近々起こる」「いつか起こる」「もうすぐ起こる」と脅かされてきましたよね。
恐いニャ…
そして2024年8月8日の午後4時40分頃、九州南部・日向灘を震源とするマグニチュード(M)7.1の地震が発生しました。
そしてその日の19時15分に気象庁が「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を初めて発表しました。
いよいよ来るときが来たのかニャ…
いや、これは地震が近いうちに
必ず発生するということでは
なく発生の可能性が平常時より
高まったということなんだよ
とはいえども、南海トラフの大地震の最悪の想定では、3分で津波が押し寄せ、死者は32万人にも上ると想定されているのです。
ええぇぇぇ~ッ!
想像のつかない大災害、もしも起きたらいったい日本はどうなるのでしょうか?
私の息子は消防士です。
夏休みの帰省を楽しみにしていましたが、地震が来たときに備えて待機となりました。
残念ですが、仕方ありません。
その消防士の息子から「お母さんもちゃんと備えておいて」と言われました。
でも「一体何を備えておけばいいの?」となりますよね。
そこで今回は地震や災害に備えるということで消防士の息子の意見を聞いて記事を書かせていただきました。
一人暮らしで心細いわ
そんなすごい地震が来たらもうダメだ
そんな不安と諦めの気持ちがわくのはよくわかります。
しかし、この日本に住み続けるのであれば、そんな気持ちを解消するために南海トラフについてきちんと知って未来に備えていくことが大切です。
不安を乗り越えていきましょう
知りたい箇所をクリックするとジャンプします。
そもそも南海トラフってなに?
トラフというのは、直訳すると「お盆」とか「くぼみ」のことです。
正しくは海盆(かいぼん)と言って、くぼんでいる部分のことです。
南海トラフは、日本列島が位置するプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込んでいて、この2つのプレートの境界に「ひずみ」がたまっているのです。
海上保安庁の観測機器でのデータによれば、年間6cmぐらいプレートが沈みこみ続けています。
1年では6cmですが、それが100年では6m、200年では12mのひずみになりますよね。
地球はその長年溜め込んだひずみを、巨大地震として解放していると言われています。
南海トラフ地震は、これまでに起きた歴史がかなり分かっている地震で、いつ起きたのかなどが文章などの記録として残っています。
参照:地震調査研究推進本部資料
この図から南海トラフでの地震はおおよそ100年から200年の間隔で起きていることがわかります。
最後の昭和南海地震(1946年)からだと、2024年は78年経っていることになります。
このようなことから「もうそろそろ南海トラフの大地震が起きるのではないか」と言われているのです。
おおよそ100年てことニャ
国の地震調査研究推進本部が出した数字だと、この30年の間に70%から80%の確率で起きるとされています。
ただし、これはあくまで「予測」であり「必ず」ではありません。
しかし、大地震を引き起こすおそれのあるひずみがたまっているということは確実ですし、もしも南海トラフで大きな地震が起こった場合は日本全体に大きな影響を与えることがわかっています。
南海トラフの地震が来たらどんな被害が起きるの?
実際にどれほどの揺れが生じるのかは気象庁の図によれば下記のとおりです。
高知県や静岡県などは震源地に近いので震度7の揺れが予想されています。
日本の主要都市(東京、大阪、愛知)も震度5強以上、もしくは立っていることが困難なほどの6弱、6強の揺れを観測すると言われています。
震度の違いってどれくらいの揺れなのか
意外にわかってないニャ
震度による状況は次のとおりです。
南海トラフ地震は東日本大震災と同じくらい、もしくはそれ以上の揺れと予想されています。
どれだけ大きな被害が出るか想像するだけで恐ろしいですよね。
南海トラフによる被害予想
東日本大震災を踏まえて、最悪の事態を想定したところ死者32万3000人、負傷者62万3000人という予想が出されました。
すごい数字だニャ…
このような大きな数字になってしまう要因は津波です。
沿岸部では、最大34メートルの高さの津波がくると想定されています。
津波の高さが3メートルに達する場合でみると、最も早いところで3分と言われています。
南海トラフの場合は震源域がほぼ陸の真下なので津波が到達するのがものすごく早いのです。
都内、府内、県内といえども海に近い市と遠い市があるので違いはありますので参考程度にしておいてくださいね。
海に近い人は要注意だニャ…
南海トラフに備える
備えるっていっても一体どうしたらいいの?
地震の揺れへの備えと対策
地震の揺れは突然襲ってきます。
いつ揺れに見舞われても身を守ることができるように、屋内・屋外問わず周囲の状況や避難経路を確認しておきましょう。
安全スペースの確保をしておくことが大切です。
物が落ちてこない、倒れてこない、移動しない空間(スペース)を作っておきましょう。
また家具を固定しておくことも大切です。
いざという時に家具が倒れてドアが開けられない、逃げ道を塞がれてしまうようでは危険です。
そのような家具はしっかり固定しておいてください。
家にいるときに地震が起きたら?
- 安全スペースに避難する
- 頭部を保護して机などの下に避難する
- 慌てて外に飛び出さない
- 無理に火を消そうとしにいかない
屋外(街)にいるときに地震が起きたら?
- ブロック塀などの倒壊に注意する
- 看板や割れたガラスの落下に注意する
エレベーターにいるときに地震が起きたら?
- エレベーター内に閉じ込められないように最寄の階に停止させ、すぐに降りましょう。
津波への備えと対策
地震によって発生する津波は、数分から数十分という短い間に海水が一気に押し寄せ、その後引いていく動きを繰り返します。
この力強い波が陸地に到達すると、人や建物を押し流し、景観を一変させるほどの大きな被害を引き起こすことがあります。
津波の速度は非常に速く、目で見てから逃げようとしても間に合わないことがほとんどです。
たとえ50cm程度の津波であっても、その力は強力で、立っていることができずに流されてしまう危険性があります。
事前の備えが命を守る
自宅や学校、職場の周辺で津波が襲ってくる可能性があるかどうか、ハザードマップや周囲の地形を確認しておきましょう。
たとえ海から離れていても、津波は川を遡って襲ってくることがあるため、油断は禁物です。
津波が発生した際にどこに避難するかを、家族や同僚と事前に確認しておくことが大切です。
避難場所や避難ビルの場所、そして避難経路を確認し、複数の避難場所を確保しておくと安心です。
特に、高い場所にある避難所を見つけておくことが重要です。
津波の場合は遠くへ逃げることよりも高い場所に逃げることを覚えておいてください。
警報が解除されるまで気を抜かない
津波警報や注意報が発令されたり、海辺で強い揺れや長く続くゆっくりした揺れを感じた場合は、すぐに海から離れ、より高くて安全な場所へ避難しましょう。
津波は繰り返し襲ってくる可能性があるため、警報が解除されるまで絶対に戻らないでください。
津波注意報が出ているときは、海水浴や磯釣りは非常に危険です。
すぐに海から上がり、海岸から遠ざかりましょう。
正確な情報を得ることが重要
津波が発生した際は、テレビやラジオ、広報車、防災行政無線などを利用して、正確な情報を入手するように心がけましょう。
災害時の安否確認と集合場所の確認
災害が発生した際、家族や友人と別々の場所にいる場合でも、互いの安全を確認できるよう、普段から安否確認の方法や集合場所を話し合っておきましょう。
近くの学校、市役所などがお勧めです。
また充電が切れてスマホ が使えなくなると家族の電話番号がわからなくなってしまうことがあります。
そんな時のために家族の電話番号を書いたメモは持ち歩いておきましょう。
また災害時には、携帯電話の回線が混雑し、連絡が取れないこともあります。
そのような場合には、以下のサービスを利用すると安心です。
災害時の伝言サービスの利用方法
災害時、携帯電話の回線が混雑して直接連絡が取れないことがあります。そんなときは、「災害用伝言ダイヤル」を活用しましょう。
このサービスでは、以下の手順でメッセージを録音し、家族や友人に伝えることができます。
1.「171」に電話をかける
局番なしの「171」に電話をかけます。
[ガイダンス]
こちらは災害用伝言ダイヤルセンターです。
録音される方は1(いち)、再生される方は2(に)、暗証番号を利用する録音は3(さん)、暗証番号を利用する再生は4(よん)をダイヤルしてください。
暗唱番号が必要でない場合は「1」、暗唱番号を利用する場合は「3」を押してからご自身の電話番号を市外局番から入力してください。
2.伝言を録音
指示に従って、自分のメッセージを録音します。
[例」「〇〇は無事です。△△に避難しています。」
といった内容を伝えましょう。
3.伝言の再生
録音が完了すると、あなたの電話番号を知っている家族や友人が、「171」に電話をかけ、あなたの電話番号を入力することで伝言を再生できます。
「171」だニャ
覚えておくニャ
備蓄品を備える
防災対策と聞くと、多くの人が「備蓄」を思い浮かべるかもしれません。
でも、正しい備蓄って、どんなものをどれくらい準備すればいいのでしょうか?
まず、量については「3日分」を目安に考えてみてください。
災害が起こった時、支援が届くまでには約3日かかると言われています。
本当は1週間分あると安心ですが、いきなり1週間分を揃えるのは大変ですよね。
なので、まずは3日分の備蓄品を準備してみましょう。
水は1人1日3リットルを3日分
まず、備えておきたいのは「水」です。
水は飲み水だけでなく、生活用水としても欠かせないものですよね。
1日に必要な量は「1人3リットル」と言われています。
これを家族全員分、そして3日分用意するとなると、かなりの量になります。
でも、心配しなくて大丈夫です!
普段から使っている水、例えば飲み物として買っているペットボトルの水やウォーターサーバーの水も「備蓄」としてカウントできます。
浴槽にお水を溜めておくと洗い物などに使用できるので重宝します。
また、普段から冷蔵庫に入れているお茶も、飲料水として「備蓄」に含めて問題ありません。
「備蓄」といっても、特別なものを用意しておいて使わないでおく必要はありません。
普段使いながらの「備蓄」を意識すると、無理なく備えることができますよ。
食料は最低3日分
最近では、さまざまな非常食が販売されていますが、選ぶときのポイントは「普段食べているものにできるだけ近いものを選ぶ」ということです。
例えば、毎朝パンを食べる人は、非常時のためにパンを用意しておくと良いでしょう。
自分の好みに合わせた食べ物を備えておくことで、非常時でも普段に近い食生活を保つことができ、それが安心感にもつながります。
また、3日分をすべて非常食で揃える必要はありません。
普段からよく食べる缶詰やレトルト食品も「備蓄」としてカウントできるので、普段の食事に使いながら少しずつ備蓄をしていくのがおすすめです。
※こちらはハウス食品が出しているカレーとシチューのセットです。温めなくても美味しく5年の長期保存ができますよ。
トイレットペーパーは家族で使用する1カ月分
災害時にトイレが不足すると衛生環境が悪化します。
またトイレットペーパーはティッシュペーパーやペーパータオルの代替品としても利用可能ですね。
更にトイレットペーパーは簡易的な燃料やマスクにしたりと何かと役立ったりもしますので備蓄しておくと良いですね。
目安として家族で普段家族で使用する1ヶ月分くらいの備蓄があるといいでしょう。
※こちらのトイレットペーパーは芯がなく長さもたっぷりなので備蓄品置き場所を減らすことができますよ。
非常用持ち出し袋の中に入れておくといいもの
地震や水害などで自宅に留まるのが難しくなった場合、必要になるのが「非常用持ち出し袋」です。
普段から準備しておくと、いざという時に安心ですよね。
ここでは、非常用持ち出し袋に入れておくべきアイテムを紹介します。
必ず入れておきたいもの
❶水・食べ物
水や食べ物は欠かせませんが、避難所でも数日分の食事が提供されることが多いため、自宅の備蓄ほど大量に用意する必要はありません。
最低限、少しの食料と飲料水を持っておきましょう。
❷モバイルバッテリー
災害時にはスマートフォンでの情報収集や家族との連絡が重要です。
しかし、避難所の充電器は混雑するため、モバイルバッテリーを持参するのが賢明です。
特に、ソーラー発電式のものや乾電池式のものがおすすめです。
予備の乾電池が無くなった場合、手回し式の充電ができるタイプ のものがあれば良いですね。
※私もこちらのソーラーモバイルバッテリーを購入しました。スマホが使えることが何より大事!という友人にも紹介して喜んでもらえました。
❸簡易トイレ
避難所にはトイレが設置されていますが、混雑したり水が流れず汚物がいっぱいに詰まりニオイもひどくなります。
汚れたトイレも掃除することができないので衛生状態はどんどん悪くなります。
自分用に簡易トイレがあると安心です。
人は1日に5~7回トイレに行くと言われているため、3日分の簡易トイレを用意できると理想的です。
ただ、最低でも1日分は準備しておきましょう。
避難所によっては、トイレのルールが異なることがあるため、使用前に確認するようにしてください。
※簡易トイレは災害時は売切れ続出です。それだけトイレ需要が高いので日頃から準備しておくことがおすすめです。
❹ウエットティッシュ
水がなかなか手に入らない状況でも身体や食器を拭くなど多用途で使うことができます。
断水になると手を洗うこともできないので感染症対策にも必須のアイテムです。
衛生面でいえば水のいらないシャンプーや液体歯磨きなどの衛生用品もあるとスッキリしますし、気持ちの安定にも繋がります。
❺救急用品
包帯、消毒液、常備薬などは用意しておいてください。
❻男物の下着
避難所で洗濯をすると、下着を干す場所に困ると言います。
また女性物の下着だと防犯上危険なこともあるのでできれば男物の下着を入れておきましょう。
最近は女性でもボクサーパンツタイプもありますので、身体の小さい方はそういうものを選んでください。
またブラジャーはやめてブラトップタイプのタンクトップにしてください。
キャミソール型は女性だとわかるのでタンクトップタイプがおすすめです。
❼ランタン
停電になると、一番に明かりが必要になります。
停電時でも使える明かりを用意しておきましょう。
充電式のLEDランタンであれば火を使わずに使用できるので安全です。
またソーラー式のランタンであれば、昼間に充電しておくことができて電池が切れても安心ですね。
1箇所を照らす懐中電灯とは違ってランタンは周囲を照らしてくれるのでテーブルなどに置いておくと便利です。
もしも懐中電灯しかない場合はコンビニの白い袋を被せるとランタン代わりになるので覚えておいてください。
❽現金・小銭
最近ではキャッシュレス決済を使う人が増えているので普段あまり現金を持ち歩かない人も増えています。
災害が起きると停電などによりキャッシュレス決済は使えなくなってしまうので必ず現金も用意しておきましょう。
災害時、公衆電話を使う際にも小銭が必要になるケースもあるので小銭も忘れずに入れておきましょう。
できれば入れておきたいもの
❶タオル
手や体を拭くだけでなく、下に敷いたり、ケガの際に止血したりと、様々な用途で使えます。
バスタオルとフェイスタオルをそれぞれ1枚ずつ準備しておくと便利です。
❷お菓子などの嗜好品
避難中は不安が多いものです。
甘いものや自分が好きなものを食べることで、少しでも安心感を得られます。
❸カセットコンロ
電気やガスなどのライフラインが使えなくなると温かい食事を作ったりお湯を沸かすことができなくなります。
温かい飲み物を飲んだり、温かい食べ物を食べると不安な心が落ち着く効果もあるので備えておきたいですね。
❹ハサミ
避難所では、何かを「切る」場面が意外と多いので、はさみを持っておくと役立ちます。
❺生理用品
使い慣れた生理用品を1周期分用意しておくと、非常時でも安心です。
❻ホイッスル
瓦礫の中で身動きが取れなくなった時、救助を呼ぶために使います。
また、避難所によっては治安が悪いこともあるので、防犯ブザーとしても役立ちます。
❼安全靴
避難する時に使う靴として釘を踏み抜けない安全靴を用意していると安心です。
地震で倒壊したガレキの中を歩いて釘や割れたガラスを踏む可能性が高いので本当は必須アイテムです。
※こちらは軽量デザインですが、つま先部分に鋼製の先心を入れているので落下物からのつま先の衝撃を守ります。
またアウトソールは滑りにくい耐摩耗性のゴムを使用、ミッドソールは釘などの鋭いものから足裏を守る弾力性を確保しています。
❽ヘルメット
防災ヘルメットは、災害時に頭部を守るために必要です。
地震などで建物の破片や落下物が頭に当たる危険があり、頭部のケガは生死に関わることもあります。
また避難や屋外での作業時にもヘルメットがあると安心です。
防災用ヘルメットは強度が高く、普段は折り畳んでコンパクトに収納できるタイプもあります。
※こちらも私が購入したヘルメットと同じものです。折りたたみ式なのにかぶると頑丈です。
置き場所も減らせるのでおすすめです。(売切れ注意)
❾防刃軍手
災害時に防刃軍手が必要な理由は、刃物や破片による手の切り傷を防ぐためです。
災害時は、避難所まで避難する際に地震で倒壊した建物のガレキや散乱したガラス、金属片などをどかさないといけないことがあります。
防刃軍手はこれらの鋭利な物体から手を保護し、安全に作業を行うために役立ちます。
また防刃軍手は耐久性が高く、滑り止め機能があるものもあり、災害時の様々な状況に対応できます。
※こちらも私が購入した防刃軍手です。滑り止めもついていて破片を拾うのも安心です。
➓ガムテープ
ガムテープは防水性が高く、非常に頑丈で粘着性が高いため、応急処置や補修作業に役立ちます。
例えば、出血箇所の圧迫止血や骨折時の固定、靴や服の補修、窓ガラスの補強などに利用できます。
また目印や救護要請のために目立つ色のガムテープを使うことも良いでしょう。
子どもがいる場合に入れておくもの
離乳食
避難所では離乳食が配られないことが多いので、最低でも3日分を準備しておきましょう。
ミルク
避難所では中々煮沸消毒ができないので、そのまま飲める液体ミルクがおすすめです。
おむつ
おむつも3日分を目安に準備しましょう。
避難所では何かとおむつが便利な場合があるので、既におむつ離れした子どもでも持っておくと良いですよ。
おもちゃ
制約の多い避難所生活では、子どものストレス軽減のためのおもちゃがあると良いです。
なわとび、お絵かき道具、トランプなど、かさばらないものを用意しましょう。
ペットがいる場合に入れておくもの
ペットフード・おやつ
ペットが普段食べ慣れているものを数日分持っておくと安心ですね。
トイレシート・ウエットティッシュ
ペットの周りを清潔に保つために必要なアイテムです。
ペットキャリーやケージ
ペット可の避難所でも、ペットが苦手な方もいます。
ペットはキャリーやケージに入れておく必要があることが多いので、すぐに持ち出せるものを用意しておきましょう。
よろしくお願いするニャ
非常用持ち出し袋の見直しサイクル
非常用持ち出し袋は、少なくとも1年に1度は見直しを行い、水や食料品の消費期限を確認しましょう。
衣替えの時期に合わせて春と秋に見直すと、季節に合わせた準備ができておすすめです。
備蓄品と非常時持ち出し袋の置き場所
備蓄品の置き場所
備蓄品は家の中数カ所に分けて置くのが基本です。
自宅が倒壊したり家具が倒れたりしても、どれかは確実に取り出せるように。
玄関、寝室、リビング、キッチン、押入れ、クローゼット、車庫、車内、物置、ベランダなどへ分けて置いておきましょう。
非常時持ち出し袋の置き場所
非常用持ち出し袋は、玄関、リビング、寝室など、すぐ持ち出せるところに保管しましょう。
ただし、夜間の災害時にすぐ使う懐中電灯はベッドの近くへ置くなど、用途に合わせてアレンジしておくと安心です。
車の中に置くものは?
- 非常用トイレ
- 水
- お菓子など日持ちする食べ物
- 充電用ケーブル
- エマージェンシーシート
車内は夏など高温になることがあるのでバッテリー など熱がこもりやすいものは避けておきましょう。
最悪な場合、爆発したり発火することもあります。
発火するのは怖いニャ
まとめ
いつやってくるかわからない南海トラフ地震。
どんな場合でも最善を尽くせるように今のうちから準備をしているといいですね。
災害が起こったときは近くにいる人との助け合いも大切です。
特に一人暮らしの方は、普段からご近所の方とも交流があると災害にあった場合でも気づいてもらえる可能性が高くなります。
家族や友人ともいざというときの話し合いをしておくといいですね。
消防士の息子を持つ親の身としては、大きな災害は来てほしくありませんが、いざというときは懸命に人を救っている息子の為にも自分も頑張って生き抜きたいと思っています。
南海トラフのことを知って、予防知識をつけて、家族と共にこれからも生きていきましょう。
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