家に住み着く害獣駆除の方法。ハクビシンは食べられる?




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マゴピー

ボクの家の屋根裏で何か音がするんだ
なんだか怖いな・・・

ソボちゃん

ひょっとしたら害獣が住み着いてるかもしれないね
ちょっと調べてみよう

田舎の古い家だけでなく都会のビルにも害獣はいます。

私の実家にもネズミやイタチはいますし、今の家の近所ではコウモリも飛んでいます。

最近は、ハクビシンやアライグマなどの被害も多くなっている地域も多いようです。

見かけると一瞬「可愛い♡」と思ってしまうような動物でも意外に危険だったりします。

ソボちゃん

害獣の特性を知って、安心して暮らせるように
適切な対応をしようね

  • 天井から何か音がする
  • なんだか家が臭い
  • ペットが怪我をしている
  • 家の中で何か動くものを見かけた

そんな悩みを抱えていませんか?

この記事では「家の中に何かいるような気がする人」「害獣について誰に相談したらいいのかわからない人」など

害獣が家に住み着いてる人(住み着いてるかもしれない人)に害獣についてわかりやすく説明していきます。

害獣によって、自分で駆除できる場合と専門業者に任せた方がいい場合がありますので詳しく解説していきます。

最後まで読めば、家に住み着いた害獣をどうすればいいのか、誰に相談すればいいのかがわかるようになります。

✔記事の結論

  1. 害獣の種類と被害を知る
  2. 害獣の対策方法を知る
  3. 害獣の駆除の仕方を知る
  4. 害獣駆除の専門業者に任せた方がいい
ソボちゃん

詳しく解説するから最後まで読んでいってね

目次

家に住み着く害獣とは?

害獣とは、人間の生活に害を発生させる獣のことです。

ハクビシン

ハクビシンはアライグマに山を追い出され人里に降りてくるようになりました。

雑食ですが、基本的に野菜や果物を食べて生活をしているため、糞が草食動物のように殆ど臭わない特徴があります。

気づかずにハクビシンの排泄物が溜まってしまってノミやダニが発生してしまうこともあります。

ハクビシンは外来種か在来種か不明なため外来生物法が適応できないため、代わりに「鳥獣保護法」に指定されています。

個人でハクビシンを駆除する際は、地域別で申請方法が違いますのでご確認ください。

審査には2週間~1カ月かかることもあるので、個人で早急に駆除することはできませんのでいち早く解決したい場合は害獣駆除の業者さんにご相談ください。

ハクビシンによる被害

ハクビシンは体が大きいので天井裏に誰かいるのではないか?と思うような大きな音がすることがあります。

糞尿を同じ場所に繰り返し行う習性があり、その為、尿で天井の素材が腐り、糞の重みで天井が抜け落ちてくることがあります。

また尿はアンモニア臭がきつく、強烈な臭いが室内にしてくることもあります。

アライグマ

アライグマは昔アニメにもなったように見た目がとても可愛らしく見つけたら思わず近寄りたくなります。

しかし、その可愛さとは真逆で実はとても攻撃的な動物です。

外国ではペットとして飼われることもありますが、人懐っこくて可愛いらしいのは幼少期だけです。

大人になったアライグマは気性が荒く、時に人を襲うようになります。

アライグマは「特定外来生物」に指定されています。

アライグマによる被害

アライグマは「SFTS」「狂犬病」「アライグマ回虫」等の感染病の菌をもっています。

どれも一度感染してしまうと治療するワクチンが無いため、最悪の場合は死に至る恐れがある病気です。

アライグマはイメージとは違い、非常に不衛生で、病原菌を沢山持っています。

イタチ

イタチは外見は可愛いですが、実は性格は想像以上に狂暴です。

素手で捕まえようとするのは大変危険ですので、絶対にやめてください。

野生のイタチは様々な病原菌を持っていますので、嚙まれたり、糞に触れたりすることで健康被害が生じることがあります。

イタチは「鳥獣保護法」という法律によって保護されている動物です。

捕獲や駆除には「許可捕獲」や「許可駆除」の申請が必要です。

イタチによる被害

イタチは肉食傾向が強くネズミや虫などを好んで食べます。

そのため、屋根裏にいるネズミや虫を追いかけて家に侵入してきやすいです。

イタチは自分より大きな動物も獲って食べるので、家畜やペットが捕食対象になることもあります。

しかもイタチはスカンクと同じで危険を感じるとお尻から悪臭を伴うガスを放つこともあるので悪臭の被害も発生します。

ネズミ

ネズミは繁殖力が高く、1年中ずっと繁殖しているため、1匹のネズミが1年で30匹になる可能性があります。

まさにネズミ算式に繁殖します。

ネズミは寒さに弱いので寒さをしのぐことのできる人の住居に侵入してきます。

特に冬は、暖房の効いた部屋の天井裏などを好んで棲みつきます。

食料が豊富な飲食店やバーなどが入るビルにも棲みつくことがあります。

特に築年数が20年、30年と経っていて造りの古い建物では隙間や穴などの侵入経路ができやすいので特に注意が必要です。

ネズミによる被害

体が小さいため家庭に侵入してきやすく、天井裏などに棲みつきます。

ネズミは歯が永久に伸び続けるので、歯を研ぐために天井裏でいろいろな物をかじります。

木の柱はもちろん、一番恐いのは屋根裏の配線をかじってショートさせて火災を発生させることです。

毎晩、走り回るために精神的に追い詰められてノイローゼになったり、ネズミ過敏症になる方もいます。

ネズミには、サルモネラ菌・レプトスピラ症など危険な病原菌を媒介していることがあります。

コウモリ

コウモリは主に日没前後から日の出まで空中を飛翔し、日中はねぐらに帰るというほぼ昼夜逆転した生活を送ります。

蚊、ユスリカなど小型昆虫類を主食としています。

コウモリは建物が多いところに巣を作りやすく木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造など構造を問わずどのような場所にでも棲みつきます。

コウモリは鳥獣保護法により保護されており、捕獲するには行政機関への申請が必要です。

コウモリによる被害

コウモリは蚊などの害虫を食べてくれる益獣としての側面があり、直接人間を攻撃することは普通はありません。

ただし、巣を作った場所が天井裏や壁の中だった場合、コウモリの騒音が発生しやすく、人間の生活に悪影響を与えます。

コウモリは1日に自分の体重の半分の量の虫を食べるので、その分排泄される糞や尿の量が多いです。

しかも、単独で行動することがあまりなく、グループで屋根裏などに棲みつき大量の糞尿をします。

糞は悪臭だけでなく雑菌が多いのでそれが原因で感染症をひきおこす可能性もあります。

害獣の対策方法

害獣を家に寄せ付けない対策方法は下記のとおりです。

侵入口となるすき間を埋める

すき間や穴は、住宅の穴埋め用のパテや目の細かい金属製のネットでふさぎ、侵入を防ぎましょう。

屋根のすき間や壁の穴、エアコンの管から家の中に侵入してくるおそれがあるからです。

また古い民家は下水管から侵入してくることもあるので注意しましょう。

エサになりそうなものを置かない

家の周りに害獣のエサになりそうなものを置かないようにしましょう。

フタのあるごみ箱にして、ゴミの日に捨てるようにして長い間、ゴミを放置しないようにしましょう。

臭いで寄せ付けない

害獣が苦手な臭いを散布するのもおすすめです。

市販の忌避剤などでも効果が期待できます。

置く場所に適したものを選ぶとよいでしょう。

害獣の駆除の仕方

私が住んでいた実家は毎晩ネズミが走り回っていました。

家の中を調べると壁に穴が開いていました。

当時はネズミ捕りを設置したり、出入り口に画鋲を巻いたりしましたが、いなくなるまでは遠い道のりでその間はずっと恐怖の毎日でした。

害獣の中には駆除するためには地域に申請しなければならない害獣もいます。

自分で申請して駆除することも可能ですが、審査に時間がかかったり、危険であったり、菌に感染したりする可能性も多いのでやはりプロに任せるのが安心です。

害獣駆除の専門業者に任せる

害獣は人間に害を与える獣です。

小さくても菌をたくさん持っていたり、攻撃してくる動物もいます。

何より駆除したと思ってもこちらは素人なので1匹でも逃がしてしまうとまたすぐに繁殖してしまうおそれがあります。

また駆除できたとしても、侵入経路がわからなければまた別の害獣が棲みつくおそれもあります。

害獣の侵入経路など調べてもらう

現地調査をしてもらって害獣の侵入経路を調べてもらいましょう。

調査費用や診断費用は不要という業者さんもあります。

専門的な対策方法を提案してもらい無料見積もりをしてもらうと安心ですね。

1匹残らず徹底駆除してもらう

害獣が1匹でも残っていれば、また被害にあう可能性があります。

1匹残らず徹底駆除をしてもらいましょう。

安心・安全に消毒・清掃してもらう

害獣が残した糞や死骸の清掃と消毒、気になるニオイの消臭もしてもらいましょう。

害獣の排泄物を放置していると別の害獣の発生や、菌の繁殖、家の腐敗など2次被害も引き起こします。

害獣駆除は最後まで徹底的に行って再発を予防しましょう。

まとめ

家の中に住みついた害獣を駆除しなければ住んでいる人の健康を害したり、ペットが被害をうけたり、家が傷んだりします。

早めの対策をしましょう。

①害獣の種類と被害を知る

 害獣にはいろんな種類がいます

 それぞれの特徴とどんな被害を出すのか知ることが大切です。

②害獣の対策方法を知る

 そもそも害獣を家にいれないようにする対策が必要です。

 すき間をふさいだり、エサになるようなものを置かないようにしたり、ニオイで追い払うなど対策をしましょう。

③害獣の駆除の仕方を知る

 害獣の駆除は個人でもできないことはありませんが、長期戦になったり、取り逃してしまうこともあります。

④害獣駆除の専門業者に任せた方がいい

 害獣は菌をもっていたり、人間に攻撃してきたりする動物もいます。

 プロに任せると次のようなメリットがあります。

  • 侵入経路を見つけてくれる
  • 専門的な対策方法を教えてくれる
  • 1匹残らず徹底駆除してくれる
  • 清掃・消毒をしてくれる
マゴピー

可愛い見た目でも恐い動物もいるんだね
ボクだととてもじゃないけど退治できないよ
プロに任せるほうがいいね

ソボちゃん

その方が安心だね
余談だけど最近流行りのジビエ料理は害獣をハントして食べてるんだよ

余談 ハクビシンは食べられる!?

この流れでものすごい余談になりますが、最近の流行りのジビエ料理は害獣駆除の産物でもあります。

実は私も高知県に行ったときに友人のハンターにハクビシンのお肉をいただきました。

こちらがハクビシンのお肉です。

さばいてあったので抵抗感はあまりありませんでした。

焼肉にしました。

念には念をいれてしっかり焼きます。

スモーキーな香りでそこまで獣のにおいはきつくありません。

ビーフジャーキーみたいな感じです。

私は羊のお肉の方が臭いはきつい気がします。

一番おすすめな食べ方はビーフシチューならぬハクビシンシチュー

こちらは煮込んでる間は少し獣のにおいがしていましたが、完成品は牛肉とそん色ない美味しさでした!

いや、牛肉より美味しいかもしれません。

ハクビシンは知る人ぞ知る美味しいお肉だそうです。

あまりの美味しさに中国では狩られすぎて絶滅になりかけていると友人のハンターは言っていました。

マゴピー

ちょっとビックリしたけど捨てられてしまうよりはいいのかも

ソボちゃん

どの生き物も生きるために生まれてきてるんだよね
命の恵みに感謝しなければならないね

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