分譲マンションを貸して家賃収入が欲しいけど、
そもそも家を貸すためには何をすればいいの?
- 調べてみたけど難しくてよくわからない。
- 初めてだしなんだか不安。
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、「親からの相続でマンションを手に入れた人」や「急な転勤が決まった人」など、
家に関する知識がまったくない初心者の人が、分譲マンションを貸すために行うファーストステップを解説していきます。
最後まで読めば、はじめてでも後悔しない賃貸借契約を結ぶことができます。
記事の結論
- 賃貸仲介会社に相談する
- 部屋をハウスクリーニングする
- 賃貸借契約を結ぶ
詳しく解説するから、ぜひ読んでみてね
最低限必要な費用を知る
マンションを初めて人に貸す際にはかならず「ハウスクリーニング代」と「毎月の管理費」がかかります。
場合によっては、「設備交換代」と「管理委託料」がかかるケースもあります。
2回目からは必要ないものも出てくるけど、
最初はこの4つだけ抑えておけば問題ナシ♪
ハウスクリーニング費用
部屋を貸す前には、部屋を「ハウスクリーニング」や「リフォーム」で綺麗にする必要があります。
リホームは必須でないため費用が必要ないケースも多いですが、ハウスクリーニング費用は必ずかかります。
綺麗に使ってたから、わざわざ業者に頼まなくても自分で掃除したら良いんじゃないの?
借主が退去するときは、ハウスクリーニング代を借主からもらって部屋をピカピカにできるよ!
だから借主が入居する前は、こちらもハウスクリーニングで部屋をピカピカにして貸してあげよう
設備 交換or修理 費用
古くて壊れそうな設備(エアコンや照明など)があれば、事前に修理や交換費用がかかります。
設備はもともと付いている方が借り手が見つかりやすいですが、交換や修理のリスクを考えて必要なもの以外は外してしまうのもアリでしょう。
毎月の管理費など
分譲マンションは「管理組合の組合員(区分所有者)」たちで管理しています。
今、分譲マンションの部屋を所有しているなら、あなたも「管理組合の組合員」です。
自分が住んでいなくても所有権を持っているので、そのマンション管理組合の総会に参加したり
毎月の「管理費」「修繕積立金」「固定資産税」「都市計画税」を支払う必要があります。
この毎月の費用は、借主がいてもいなくても、なんならずっと空室でも支払わないといけないよ
貸さないで持ち続けるくらいなら、売る方が節約できるのかも
管理委託料(管理手数料)
分譲マンションは貸した後も自分で管理する必要があります。
水道トラブルなどで借主から連絡があった際は速やかに対応してあげないといけません。
管理委託料は自分で管理するなら必要のない費用ですが、
「転勤で遠くに住む必要がある」「借主のケアがめんどくさい」という人は
管理会社に管理委託料を支払い管理を代行してもらうのもひとつの手段です。
2.賃貸仲介会社に物件を登録する
必要な費用がなんとなく理解できたら、さっそく賃貸仲介会社に物件を登録しましょう。
物件は持ってるだけで借主が見つかることはほとんどありません。
賃貸仲介会社に貸したい物件の広告をインターネットに掲載してもらう必要があるのです。
ここからは、賃貸仲介会社に登録した後「どのような流れで契約を結ぶことができるのか」を簡単に解説していきます。
「図面作成」と「写真撮影」
広告をインターネットに掲載する際に、「間取り図」と「室内の写真」が必要になります。
賃貸仲介会社がやってくれるので任せておけば問題ありません。
借主が退去するときは「部屋を借りた時の状態のまま返却する」義務があります。
写真を事前に撮っておくことで、退去時のトラブルを未然に防ぐことができるので、写真は念入りに撮っておきましょう。
家賃を決める
家賃は自分で決めましょう。
賃貸仲介会社は「契約を結ばせることが優先」なので家賃を低く提案してくるケースが多いです。
家賃は一度下げると後から上げることは非常に難しいので、後悔しないよう適正な家賃設定をしましょう。
入居者を見極める
広告を掲載してしばらくすると、入居候補者が仲介会社から送られてきます。
「毎月の管理費が負担だし早く家賃収入が欲しい」と焦る気持ちもわかりますが、
ここですぐに決めてしまわないよう気をつけましょう。
日本では、借主が家賃を滞納しても簡単に退去させることができません。
毎月家賃を払ってくれそうか、トラブルを起こさない人物かなど、しっかり見極めて入居してもらいましょう。
企業の面接官になったつもりで選んでみよう
賃貸借契約をする
入居候補者に物件を紹介したり、現地へ行って内見の案内、契約書の作成などは全て仲介会社が行ってくれます。
借主が決まったら、仲介会社の指示に従い手続きを済ませれば問題ありません。
これで「賃貸借契約」を結ぶことができ、毎月の家賃収入が手に入ります。
まとめ
以上が賃貸借契約を行うまでの大きな流れです。
今回は最低限抑えておくポイントだけ書いたので初心者の方でもなんとなく流れを理解できたのではないでしょうか。
マンションを貸したいと思った人は、とりあえず賃貸仲介会社に連絡してみましょう。
ボクでもよくわかったよ!
どこの賃貸仲介会社が良いのかな?
「賃貸仲介会社の選び方」については今度説明するから楽しみにしてて♪
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